作業療法士養成教育モデル・コア・カリキュラム -E 作業療法の基盤となる専門知識-

学生時代に、作業療法理論について学びました。それは覚えてます。でも全くピンときてなかったし、臨床に出てからもあまり必要性を感じていませんでした。しかし最近になって、もう1度しっかり学びなおしたいと感じています。学生時代に「それぞれの理論についてまとめよ」みたいな課題が出たらただの苦行としか思わなかったかもしれないけど、今はやる気にあふれています。まとめることで、頭の中をスッキリさせて臨床につなげていけるといいなぁ。

作業療法士協会で定められている「コア・カリキュラム」についての記事です。

他の項目は

A 作業療法士として求められる基本的な資質・能力

B 社会と作業療法

C 基礎医学

D 臨床医学

F 作業療法実践に必要な専門知識

G 臨床実習

H 作業療法学研究

をご覧ください!

E-1 基礎作業療法学

E-1-1)作業療法概論

  1. 作業療法の定義について説明できる
  2. 作業療法の歴史について説明できる
  3. 作業療法の領域と対象について説明できる
  4. 世界の作業療法について説明できる
  5. 作業療法の教育体系について説明できる
  6. コンプライアンス・法令違反について説明できる
  7. ハラスメントについて説明できる
  8. 医療広告ガイドラインについて説明できる
  9. 対象者・他職種との利害衝突ならびにコンフリクトマネジメントについて説明できる
  10. 作業療法のプロセスについて説明できる
  11. 理学療法士及び作業療法士法について説明できる
  12. 診療録(カルテ)についての基本的な知識を修得し、問題志向型医療記録(problem-oriented medical record<POMR>)形式で診療録を作成し、必要に応じて医療文書を作成できる
  13. 個人情報保護法について説明できる

E-1-2)基礎作業学

  1. 作業について意味、機能、形態を説明できる
  2. 作業に焦点を当てた実践について説明できる
  3. 作業と心理機能・環境因子・個人因子との関係について説明できる
  4. ライフステージと作業について説明できる
  5. 作業分析及び活動分析、作業遂行分析について説明できる
  6. 代表的な作業についての手順が説明できる
  7. 代表的な作業の指導ができる
  8. 代表的な作業の作業分析および活動分析、作業遂行分析ができる
  9. 個々人の主要な作業についての手順が説明できる
  10. 個々人の主要な作業の指導ができる
  11. 個々人の主要な作業の作業分析および活動分析、作業遂行分析ができる

E-1-3)作業療法の理論と枠組み

  1. 人・環境・作業の関係性を説明できる
  2. 作業と健康(ウェルビーイング)、人権等との関係性を説明できる
  3. 作業行動理論及び作業科学について説明できる
  4. 人の作業プロフィールを作成することができる
  5. 作業療法のリーズニングについて説明できる
  6. 作業療法の各種モデル(生体力学モデル、運動学習モデル、環境適応モデル、人間作業モデル、カナダ作業遂行モデル、作業療法介入モデル(OTIPM)、IPSモデル、感覚統合モデル等)を説明できる
  7. 作業療法に関連した各種理論や枠組み(認知行動療法、応用行動分析、精神分析、ナラティブセラピー、オープンダイアログ理論等)を説明できる

E-1-4)生活行為向上マネジメント

  1. 生活行為向上マネジメントの背景について説明できる
  2. 生活行為と生活行為の障害について説明できる
  3. 生活行為向上マネジメントのプロセスについて説明できる
  4. 生活行為向上マネジメントの各シートの使い方について説明できる
  5. 模擬事例を通して、各シートの記載ができる

E-2 作業療法管理

E-2-1)作業療法部門管理

  1. 作業療法の実施とその対価(診療報酬・介護報酬など)について説明できる
  2. 作業療法の実施後の診療記録と書類管理(電子カルテなどを含む)について説明できる
  3. (空白)
  4. 作業療法の実施における他職種との業務調整(処方内容の確認、他職種への申し送り)について説明できる
  5. 作業療法の実施に関わるカンファレンスについて説明できる
  6. 作業療法機器の保守点検・安全管理について説明できる
  7. 作業療法機器の配置計画(職場環境デザインを含む)について説明できる
  8. 人事考課(職員採用・昇格審査など)について説明できる
  9. 労務管理(勤務時間・休暇管理など)について説明できる

E-2-2)作業療法教育

  1. 作業療法士養成教育の歴史について説明できる
  2. 作業療法士養成教育の内容について説明できる
  3. 作業療法士国家試験の出題基準について説明できる
  4. 意図的教育観と成功的教育観の違いについて説明できる
  5. 教育目的について説明できる(Bloomらの「教育目標の分類学」について説明できる)
  6. 作業療法参加型臨床実習における理論背景(認知的徒弟性と正統的周辺参加論)を説明できる
  7. 総括的評価と形勢的評価の違いを説明できる
  8. Kolbの学習理論について説明できる
  9. 効果的な教授法と意味ある学習方法について説明できる
  10. 生涯学習制度について説明できる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です