子育てしててイライラするのは、きっと私だけじゃないはず…。
「毎日イライラして怒ってばかり…」と自分を責めずに
対策を立ててイライラをコントロールしませんか?
イライラする原因を洗い出す
子育てをしている中でイライラする原因は何でしょうか?
- 子どもが言うことを聞かない
- せっかく作ったごはんを食べない
- ケンカしてばっかり などなど。
でも、本当にそれがイライラの原因なのでしょうか?
例えば、何かとってもいいことがあって機嫌がいい時だったら許せる、という経験はありませんか? 反対に、いつも気にならないことなのに無性に腹が立ってしまう経験、ありませんか? 私はよくあります。
同じことでも、許せたり許せなかったりするということは、それがイライラの「本当の」原因ではないのかも。そう考えて、私は「イライラした時の自分」を分析してみました。いや、もちろん怒ってる最中には無理ですけど。ちょっと冷静になって、「こんなことで怒っちゃった」と反省したタイミングで、自分を振り返ってみると、「イライラしやすい時の自分の傾向」が見えてきました。それは次の3つでした。
- 睡眠不足・身体の痛み
- 自由時間がない
- 夫に対してイライラしている
①睡眠不足・身体の痛み
寝かしつけたら寝落ちして、眠い目をこすりながら夜中に起きて残った家事をしてたら自分の目が覚めて、その後なかなか寝付けない…なんていう経験はありませんか?
抱っこのしすぎで肩こりや腰痛が起こることもあるでしょう。
睡眠不足や身体の痛みで自分の体調が悪いと、どうしてもイライラしやすくなります。
②自由時間がない
子どもが生まれると、びっくりするほど自由時間がなくなります。ごはんを作って食べさせて、泣いたらあやして寝かしつけて…を繰り返してたらいつの間にか夜になってる…。子どもが小さいと、「大人と話す」ことがない日だってあります。「毎日同じことの繰り返し…何やってるんだろう…」と考えて泣きそうになる日もありました。
③夫に対してイライラしている
①②が、自分だけだったりすると、夫への不満もたまります。でも、育休中は「夫は仕事してるから、自分がしないと」なんて思ってしまい、自分1人で家事も育児も抱え込んでいました。
対策を立てる
イライラして子どもを怒って反省して…だけでは自分も疲れるだけです。イライラの根本原因が見つかったら、対策を立ててみましょう。
①自分の体調管理の優先順位を上げる
子どもの体調管理は優先するけど、自分の体調管理って「自分ががんばればなんとかなるから」とどうしても後回しにしがちです。でも、本当にそうでしょうか?もし自分が倒れても、家族の生活はいつもと同じように回せますか?
我が家では、絶対無理です(笑) 断言できます。
もちろん、「夫と家事や育児について日常的にシェアできていて、どちらが欠けても少しならなんとかなる」ような家庭でも、みんな健康でいるにこしたことはありません。
これにたいして私が行った対策は次の2つです。
- 子どもと一緒に寝て、睡眠時間を確保する
- 子どもを連れていける整骨院に通う
今やってる家事の手順を一旦白紙に戻しましょう。そして、「自分の体調管理」の優先順位を高めます。睡眠時間を確保するために子どもと一緒に寝てしまいました。明日に回せることは回してみる、それが上手くいかなければまた修正すればいいんです。
肩こりや腰痛がツラければ、整骨院やマッサージに行ってみましょう。「肩こりぐらいで…」と思わないで大丈夫。自分が元気になることで家族に優しくできるなら、それは必要経費です。最近は保育士さんがいる整骨院なんかもあるので、探してみるといいですね。
②自由時間をひねり出す
1日24時間は誰にでも平等に与えられています。与えられているはずです。でも「私の時間だけ12時間なんじゃない?」と思うほど、子育て中はあっという間に時間が過ぎてしまいます。その中から自分の時間を作るって、とっても大変です。でも、欲しければ作ればいいんです。残った時間を自由時間にしようと思っても、おそらく時間は残りません。だったら、自由時間ありきで他の時間を考えればいいんです。貯金と一緒。「残ったお金を貯金しよう」じゃ貯まらないから先取り貯金をするようなものです。
とはいえ、作れる時間には限りがあると思うので、作り出す時間の目標は低めに。例えば「毎日10分本を読む時間を作る」ぐらい。もちろん、目標を達成できないこともあるでしょう。それでも構いません。だって誰に迷惑をかけるわけでもないんだし。でも、自由時間をとれたら達成感‼
いつなら時間がとれるのかは、しっかり考える必要があります。子どもをほったらかしてまで自由時間を作りたいわけじゃないし、そもそも子どもがいる時は呼ばれたり誰かが転んだりケンカしたり牛乳がこぼれたりでゆっくりする暇がありません。
これに対して私が行った対策はこれ。
- 早起きする
定番すぎて補足も何もありませんが、おすすめです。①で早寝してるので、早起きは意外と楽でした。朝から洗濯物を干しながらスマホでネットサーフィンで、ニュースを見たりブログを読んだり。限られた時間なのでダラダラはできません。でも、短時間でも自分ですることを決めて自由に過ごせるだけで、1日の充実度は格段に変わってきます。
③夫婦で話し合う
考えていることは言わなきゃ伝わりません。夫婦だって同じです。元は他人なんだし。「私ばっかり家事して、何もしてくれない」なんてイライラしてても伝わりません。
- 夫がいなくても困らない段取りをする
おいおい、話し合うんじゃないのかよ、というご意見もあるかと思いますが、話し合いを重ねた結果です。
夫が平日は何時に帰ってくるのかわからない、日曜日も休みなのかどうかわからない中で毎日ワンオペ育児。「遅くなる日は連絡してほしい」と伝えても生返事で結局何も変わらない。そんな毎日が続くとやっぱりイライラが重なります。でも夫は変わらない…
人は変えられません。変えられるのは自分だけ。
じゃあ自分を変えればいいんです。夫はいないものとして過ごして、夫が帰ってきたらその時頼めることを頼む。そう考えたらストレスが少なくなりました。どっちにしろ、私がやることは変わっていません。考え方を変えただけ。
この方法を誰にでもおすすめするわけではありません。でも、「ワンオペでつらい」「夫が何もしてくれない」という場合にはイライラ軽減の対策の1つになるかもしれません。
まとめ 自分を責めなくていい
「毎日子どもを怒鳴ってばかり…」そんな悩みを持つお父さん・お母さんは多いと思います。でも、本当は子どもじゃなくて自分に原因があるかもしれません。私のイライラ原因と対策を紹介しましたが、ぜひ自分の原因を探してみてください。
こんな記事も書いています。
子育てする中で毎日子どもを怒ってばっかりだったことがきっかけで、このブログを始めました。イライラしながらの子育てはとっても大変。